バラ数 |
■ バラ数 |
バラ数とは、複数入り梱包商品が仕入数量の場合の、梱包内の本数のことです。
例:6本詰パック ⇒ バラ数6 となります
バラ数を考慮する場合の例(仕入本数=仕入数量×バラ数)
品 名 |
仕入数量 |
バラ数 |
仕入本数 |
アサヒスーパードライ500ML6缶パック アサヒスーパードライ500MLケース |
5パック 3ケース |
6本 24本 |
30本(5×6) 72本(3×24) |
バラ数を考慮しない場合の例(仕入本数=仕入数量、バラ数=1と見なすのと同じ。事実上無視)
品 名 |
仕入数量 |
バラ数 |
仕入本数 |
アサヒスーパードライ500ML6缶パック アサヒスーパードライ500MLケース |
30本 72本 |
1本 1本 |
30本 72本 |
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ソフトウエアが最終的に必要とするのは「仕入本数」で、「仕入数量」、「バラ数」は「仕入本数」を算出するための式の一部です。
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バラ数を考慮する場合、「仕入数量」、「仕入本数」の違いに注意しなければなりません。
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通常、仕入伝票には「バラ数を考慮する場合の例」の考え方(複数本で仕入数量が1)で仕入数量が記載されています。仕入数量をそのまま本ソフトウエアの仕入本数として入力することはできません。そこでバラ数を使用するとこの問題が解決できます。
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バラ数が有効なのは仕入登録時です。テキストファイルから仕入データを取込む場合、プログラムは必ず「仕入本数=仕入数量×バラ数」で計算します。オペレーターによる仕入入力の場合は、「仕入本数直接入力」形式、「仕入本数=仕入数量×バラ数」形式が選択できます。「仕入本数直接入力」形式はバラ数を考慮しない登録形式です。
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在庫登録では、バラ数を使用しません。